実験ノートについて

一般注意 表・グラフの書き方 実験室における注意 実験室配置図

  実験ノートの付け方やその形式には、ある程度の流儀や個性があって当然であるが、基本的な点では形式を忠実に守り、余り個性を発揮しない方がよい。重要なことは、期日が経過して実験の記憶が薄れていった後でも、実験の内容、数値の意味、観察事項が容易に分かるように記入されてあることである。本来、実験ノートの記入事項は、即座に計算し整理するものであるが、後日、結果の再検討が要求されることがよく起こる。また、実験ノートは、レポート・報告書の類とは異なり、他人に読ませることが本来の目的ではないが、“他人が見てもすぐ理解できる”ことを常に意識しながら記入する態度が、結局は自分のために役立ち、良い記録を得る方法である。

 

明日の自分は他人と思え!

 

以上の考え方にたって、気の付いた幾つかの点を列挙する。

 

@

  一般的には、実験項目(テーマ)が大きく変わる毎に改ページをする。実験毎に実験番号を付け、実験内容を表す表題を付ける。

A

  実験日、天候、気温、気圧、実験方法、使用する器具、装置等の要点を記入。グループ実験であれば、共同実験者および分担も記入する。

B

左ページを実験記録用とし、右ページは計算やグラフ添付用に残すとよい。また、ノートにはあまりギッシリ記入せずに、ある程度余白を残す方がよい。

C

実験記録は単なる数値の羅列ではなく、“恒温水槽温度”等と適切な用語で内容を明記しておく。また、必ず単位を記入する。

D

観察事項やその他コメントを要所要所に明記して、簡単な計算を折り込む。その時、引用した数値の出典、計算式等を明記する。

E

数値を書き損じた時は、消しゴムで消さないで斜線で消し、改めて正しい数値を記入する。

F

実験ノートとしてファイルを使用せず必ず大学ノートを用いる。別の用紙に記録をとり、後で転記・清書することは原則として行ってはならない。やむを得ない場合は、記録用紙をノートに貼り付ける。

G

実験終了後、直ちに概算したりグラフ化したりして結果を検討するが、これも必ずノートに記入または貼り付けておく。

H

全面接終了後に、実験ノートも提出する。従って、物化実験専用として一冊用意する。
       
 

 

 

 

       

 

         
 

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