1.実験器具

1.ガラス器具
  ガラスは多くの薬品に対して安定でかつパイレックスに代表されるように熱にも強く、
  かつ透明性が高く内部の様子を観察しやすいため多くの実験器具の材料に使用されている。
  ただ、強度は他の材料に比較すると強くなく、破損時に鋭利な凶器となることもあり
  十分注意して取り扱う必要がある。

2.磁性器具
  磁性器具はとしてはアルミナを主成分とするるつぼや乳鉢などが広く利用されている。
  これらは、ガラスより強度が強くかつ高温に耐えることが出来、試薬に比較的侵されない
  利点がある。
 
3.金属器具(含む白金器具)
  一般的な実験では薬さじ(スパチュラ)や三脚台、バーナー、トングスなどが利用されている。
  特集な用途でニッケルなどの金属製るつぼなどが使用されている。
  また、従来から利用されてきた白金製の電極やるつぼは現在も貴重な器具として利用されている。

4.プラスチック器具(含むテフロン器具)
  以前は天然ゴム等を主成分としたゴム系の実験機材が使われていたが、
  近年、ポリプロピレンやポリエチレンなどを材料にした使い捨ての器具類が多く流通している。
  また、以前から耐フッ化水素の器具として欠かすことが出来ないテフロン材料の器具も使われている。

5.その他の器具
  マイクロピペッターやマイクロシリンジ等の器材がある。


2.実験設備

1.トラフト

2.ダクト